落胆や消沈は未来をひらけない
扁桃腺が腫れると、いつものことながら、だるさに襲われ、気力がでない。
結局、午後、山王病院で点滴を打ってもらう。人気のK先生は数年前から完全予約制。もうひとりの女医のKM先生にみてもらう。
扁桃腺を腫らしたのは、たぶん、5年ぶりくらい。だるさの上に、声を出すのに普段の二倍以上の体力がいることもあって、会話をすることが途轍もなくおっくうになる。
ということで、一昨日昨日とは、前からの所用以外、ひきこもり。電話の問い合わせや連絡業務をなんとかこなしつつ、ほとんどベットに横になって過ごす。
この二日、いろいろな方に心配していただき、恐縮の限り。と同時に、感謝、感謝。
今朝は、だいぶ体調も回復してきました。今日、再度点滴をと医師にいわれているので、それをやればほぼ完調。
昨日は、釈尊にまつわるインドの映像を無償で提供してくれるところを探していたのだが、RKKが協力してくれることになり、その打ち合わせ。
午前10時には打ち合わせを終え、互いのオフィスに近い、リッツカールトン45Fのカフェレストランで遅い朝食。あれこれ知りたいKさんには申し訳なかったが、説明するにも体力を使い、打ち合わせの内容を思うように解説できない。
Kさんの会社も、今年3月でいったん打ち切りになる中小企業緊急支援融資、別名、セーフティ保障融資をつかうらしい。うちも検討しているが、この体調不良で動きがとれていない。
トヨタは昨年費8倍の営業利益を上げたと朝のニュースにあったが、1年5ヶ月ぶりに企業の倒産件数も増加した。
歪な産業の収益構造と資金の流れの偏りは、ますます加速し、改善される様子も見えない。
こうしたときは、くよくよせず、お気楽トンボと揶揄されようと、先々いいことがあると信じて、前を向いて歩むしかない。落胆や消沈は、未来を開けない。人間、最後には、まな板の鯉よろしく、開き直れるかどうかだ。