自由のつながり

夕刻まで編集作業。途中、17年ぶりくらいに連絡をもらった、空間デザイナーのYさんが来訪。

 

CGのクリエーターを目指す息子さんの就職が決まらず、名刺をひっくり返していたら、映像関係者でオレの名刺が出てきた。人脈が広いという記憶を頼りに、連絡をくださった。

 

今年は、バブル崩壊以後よりも就職難。Yさんの息子さんの話は他人事ではなく、うちの息子も来年3年生になり、就活が始まる。この調子でいけば、来年も様相はそう変わらないだろう。

 

とりあえずは、人様のため、いくつか声をかけて採用について聞いてみることにする。湘南在住のYさん。手みあげに持ってきてくれた、鎌倉のホームメードクッキー。その名店の味が、Yさんの親心を映している。

 

夕方、7時過ぎに家を出て、赤坂にある「幸ちゃん」へ。

 

この間紹介した、北イタリア、ピザのアルベルト行き付けの店で、広島出身、ハマがはまり、近在のネーリスト、イガも行くようになったという、広島焼きの店。

 

この間は、原稿書きの真っ最中で、ほとんど酒も飲めなかったオレ。久々集まった、ハマ、イガ、オレの三銃士に、いじられ役ダルタニアン、もしくは水戸黄門の風車の弥七、オカ。子守をかねて、Ryo。女性陣は、K、チー、ベティ。

 

少し遅れて、超なつかしい、タミ―！　ほとんど今回の集まりの主役は1年以上顔を合わせてなかったタミ―の登場だった。

 

胃カメラを飲むというオカをいじり、例によって下ネタからちょいマジな話まで。10時に幸ちゃんが閉店になり、その足で、コレドに。１１時半過ぎまで、久々の集いに花が咲く。

 

途中、オカの誕生日をいわい、ベティの再就職活動内定の知らせに、拍手。

 

だれともなく、声をかけ、だれともなく、集い、自然の流れでともに時間を過ごす。だれかに強制されたわけでも、何かのしがらみにひきずられるわけもなく、行きたい、会いたいという気持ちだけに純粋な集まり。

 

本当に、そうした集まりは心地がいい。人のつながりは、いつも、これだけの自由さがなくては長くは続かない。