秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

新たな気持ち

午後からコンピュータシステムの入れ替え作業。
 
うちのOA営業担当のNさんがリースも終わりに近くなり、会社に再提案し、以前、すばらしい営業提案をしてくれたKくんが月額リースを安くしたうえで、機能的で、こちらの要望に100%応えるシステムを導入してくれた。
 
編集システムは、データ化にして、いまもっとも最先端で、もっともリーズナブルなものに変えた。撮影現場にノートパソコンを持ち込んで収録する、まさにデジタルシステム。デスクは6テラ、ノートも1テラの容量がある。それとは別に1テラの撮影素材収録用のハードディスクもつける。
 
デスクトップのモニターも大きくし、B5版のノートパソコンは、映像通信機能も搭載し、移動先でもテレビ電話ができるシステム。
 
HPのソフトも最新版に変え、パワーポイント、PDFファイルの機能も充実させた。
 
システムを組み上げ、動作確認をしているうちに夕刻を過ぎる。営業のKくん、動作確認ができたのを見届けてから技術の人間とかえっていった。いつもKくんのことをエースと呼んでいるが、本当にエースにふさわしい仕事。
 
映像業界の業績が厳しい中、あえて設備投資ができたのは、まさに彼のおかげだ。
 
設置が終わり、片付けがすんだ頃に、東映の室長のSさん、お世話になっているKさんが来訪。たまに、事務所のみをやろうと、集まるようになっている。
 
仕事の話、最近の世相についてなど、あれこれ語らりながら、いきつくところは、これからの社会教育、人権啓発映画はどうつくっていくべか。同時に、日本映画らしい映画がどうやれば生まれてくるのか…。
 
結局は、作品づくり、制作のシステムのあり方、映画づくりの話にいきつく。そして、映画を愛し、東映を愛しているのだなと、つくづく感じる。
 
よりよき作品をつくるために、オレができることはやらねば。クライアントと業者の壁を越え、信頼して声をかけていただける人たちの思いに応えられる自分にならなくては…。
 
新しいシステムの導入で、また、新たな気持ちになる。