秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

ディア・ハンター

オレたちの高校生時代、世界中の若者たちがベトナム戦争を避けて通れなかった。
 
アメリカンニューシネマの多くが、ベトナム戦争と何がしかの関係を持ち、いつ死ぬかわからないという状況で、アメリカの若い世代に広がっていた、自分たちの生の危うさ、曖昧さ、頼りなさが、そこには描かれていた。
 
当時にアメリカに滞在していた日本人の留学生や短期就労の連中は、戦争に巻き込まれたくなくて、日本の帰国したが、中には、志願すると、永住権が得られるというので、アメリカ国籍欲しさに、ベトナムへ行った奴もいる。
 
ベトナム戦争によって、局地戦での戦闘がいかに理不尽で、非人道的な世界へ人間を導き、狂わせるかをオレたちは知った。
 
だが、同じことが、いまアフガニスタンイラク、アフリカで続いている…