秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

友よ

誕生日のお祝いメールをもらう。

笑ったのは、コレドで知り合った京女で、時代劇女優のKさん。PCの方にいただいだ、お祝いメールには、クイックタイムムービーが添付されていた。

何事かと、開くと、手書きなのか、手作りなのか、それとも、市販されているものなのか、紙素材のケーキながら、ローソク部分に明かりがついていて、Kさんのかわいい声で、ハッピバースディが流れると、最後にローソクが消えるではないか!

「歌の終りにあわせて、ふーしてください」とメールにあった理由がわかる(爆)。

この人は、文章まで京言葉のせいもあるが、最初にいただいたメールのときから、本当にわからしてくれる。袖振り合うも何かの縁程度の出会いながら、Kさんの人柄ややさしさがわずかのメールで伝わり、グッとくる。

久しぶりの問題児たちからも、昨日は立て続けに連絡をもらった。

仕事に追われ、飲みくれ、酔って怪我をし、それでいながら、また、飲みくれたりと、やるせないのはわかるが、わけのわからん暮らしをおくっている、Norikoからも、ステキなバースディメールをもらった。

キラキラした画面に、文字が横に流れるあのメールは、どこかでゲットしたものだろうが、初めて見た。奴は、やはり、女の子だ。湘南でなく、相模大野でもなく、乃木坂の隣マンションと知って、よかったの返信。なにがよかったのだろう…。

しばらく連絡がとれず、こちらもそっとしておこうと連絡をしていなかった、涼子からも電話があった。
丁度、前日、Redコワ常連で集まったとき、イワが涼子の話を切り出して、ひとしきり話題になったばかり。ブログを読んで、連絡しなくちゃ、と思ったらしい。

イガの天敵、涼子とイガの会話は、イガはイラつくかもしれないが、オレたちには、超おもしろ会話だったから、何かの折には、それが話題になる。話題にしながら、涼子のことを心配している。それはわかっていだのだろうが、生来、普通の人より免疫力が弱い奴は、予想通り、電話もできないほどの栄養失調になるほど、体調を壊していたらしい。

オレが、完全に身体をケアしてから、遊べといったことを覚えていて、あと一月くらい体調管理に心がけて、顔を出すと、元気な声。酒ももう以前のように飲んではいけない身体ではないらしいが、久しぶりの涼子の声は明るかった。もしかしたら、オレの手前、がんばってしまているのかもしれないが…。

ベティは、誕生日の翌日に、月末のプレゼンや出張などで忙しい中、オレはオレらしくていいじゃないかという趣旨の励ましメールをくれた。奴のメールは、年下ながら、いつも気遣いとやさしい励ましに溢れている。

誕生日のお祝いではないが、移転の連絡をしたMKちゃんは、なんでも就活を始めたと返信をくれた。たぶん、何かが吹っ切れ始めているのではないかと思う。

自分の誕生日などどうでもいいが、それを機会にこうして、早々会えない人から連絡をもらえるのは、正直うれしい。

オレの直感だが、オレが新しい生活へ向かおうとしているように、オレの周囲にいる人たちも、自分なりの新しい何かに向かおうとしているような気がする。

女優の内田は、周囲からの評価も高い、トランポリンの指導者をやめて、自分の本気を確かめるために、芝居一筋に生きるよう、自分を追い込もうとしている。

年頭にも書いたが、今年は、夜明け前の年。新しい時代、新しい考え方、新しい生き方という明るい未来へ向けて、闇の苦難と未来への希望が仄かに見える年。

オレが高校生の頃、プロテスタントソングというのがあった。その中で、当時の若い連中に大ヒットした曲がある。「友よ」という岡林信康の歌。

♪友よ 夜明け前の闇の中で 友よ 闘いの炎を燃やせ 夜明け近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには 友よ 輝く明日がある

♪友よ 君の涙 君の汗が 友よ むくわれる その日がくる 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには 友よ 輝く明日がある