忘年会…

昨日は睡眠不足の固まったからだのまま、政策金融公庫から東映へ。

打ち合わせの流れで、最近、よくいく、銀座六景でワインをボトルで空ける。お世話になっているプロデューサーのKさんと室長のSさんとわいわいやっていたら、ボトル3本を軽く空けてしまっていた。

銀座六景のビア＆ワインバーは、イタリアワインの掘り出し物が置いてあり、イタリアワイン好きのオレにはど真ん中。早い時間に顔を出したから、というか、平日はパーティでもないとそうそう混んでいないので、ソムリエくんとしばしワイン談義。カルフォルニアワインを侮るなで盛り上がり、最近チリワインが上質になってきたに反論する。

だが、白はシャルドネと決まっているオレに、辛口がお好きなのですねと、いい指摘。シャルドネ好きなら、きっと好きになるという、これから入荷予定のドイツの貴腐ワインをぜひといわれる。銀座にいくときの楽しみが一つ増えた。

銀座の街並みを歩いていたら、あちこちにイルミネーション。ひきこもりで夜、繁華街を徘徊していなかったオレは、異邦人かタイムトラベラー。忘年会やクリスマスパーティの時期を感じさせるが、25日クリスマスにプレゼンのあるオレは、どうも浮いた気分になれない。

RedのYouからも、長い付き合いの新宿歌舞伎町のディナーバーのS子からも、秀嶋組の忘年会をぜひにといわれているのだが、今週は、プレゼン資料の作成やら、別件の仕事の見積制作やら、息子のC大学の授業料の納付やら？（これは仕事とはあまり関係ないが）、そんなこんなで、忘年会の予定も立てていない。

博報堂Yさんのバンドの定例ジャズライブが18日にあるので、それには顔を出そうとは思っているが…。

来年は怒涛の撮影になる予感があるので、年末、秀嶋組の引き締めに集まっておいた方がいいのはわかっているが、どうも新年会形式の方が、仕事の連絡業務もとれ、都合がいい気がしている。忘年会がないからといって、ぶつぶついう奴らでもないしと、奴らの顔を思い浮べながら、迷いの日々。

迷うというか、この冬の寒さの中、仕事のことや将来の生活で悩みを抱える人々が溢れている、この国で、忘年会などやってていいのかと、ふと考える。

そんなことも、銀座のイルミネーションを横目に見ながら、自責の念がふっと過ぎる、見た目、普段の言動からは思いつかない、社会派、人権派監督の夜…。