秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

イモトの成長

イメージ 1

昨夜は、メンズナイト?

夜、Youから筺カリスマ美容師Iが、一人で飲みにきていて、この間のレディースナイトの御礼が一言いいたいというので、Redに顔を出す。

このところ、自分の気持ちを鍛えるのを兼ねて、ダイエットを意識しているので、酒は控えめだったのだが、カリスマと二人でゆっくり話す機会かとも思い、禁を破る。

カリスマは、レディースナイトの酒が翌日まったく残らなかったといっていたが、時間の感覚がオボロ。オレもそうだが、スタートが遅かったこともある。Youに笋靴燭里癲着信を見ると午前1時過ぎ。しかし、オレのそのときの感覚では、飲み始めて1時間くらいの感じだった。奴にすれば、いい迷惑だったろう。

酒豪編集者Rは、仕事の笋鬚れたときに、自宅着が4時過ぎだったという。おそれらく、3時近くまで飲んでいたのだろう。時間を忘れるほどに、盛り上がっていたのだ。

そんなこんなの話をしていたら、遅い時間にイガとイモトが登場。モーホー同士のダブルデート?などと戯言をいいつつ、珍しい面子で、4人して飲む。

なんでも、イガの関係で合コンの誘いがあり、だれか男子はいないかということで、盛り上げ役が抜群なイモトを誘ったらしい。

相変わらず、イガへの恋愛ネタ、結婚ネタで、イガをいじる。イモトもよく見ている。結構、イガにいい突込みをしていた。自己完結的な恋愛作法しか持たない、イガ。いまのところ、何をいっても仕方がないのは、わかっているが、オレたちの突っ込みに、ポロリと出す本音が、バカ受け。

イモトのそんなイガへの突っ込みを聞いていて、このところ、心が落ち着いてきている様子を読み取る。だいぶ前に、二人だけのとき、それとなく、奴の課題だった色恋沙汰のその後の気持ちを確かめると、実に正直な答え。もう、奴の中で、あの色恋沙汰は禁句にはなっていない。

イモトは、実直、正直。それを素直に出せばいい人間関係が築ける奴。ところが、男のブライド、見栄などとかっこうをつける。それが、せっかくある、奴のやさしさを損なわせる。それが、時間が経って、気持ちの整理がついてきたのか、やっと、オレたちが散々忠告してきた、言葉の意味がつかめたようだった。

友だちとして、奴が、いい関係をつくろうと思える男になれたのは、一番。気持ちにけじめをつけるというのは、男にも女にも、大事なことだ。そんな大人への階段を、時間がかかっても、遠回りしても、一つずつ上がっていけば、その先に、自分にとって、いい人とまた出会える。

人は人で育てられる。前にも書いたが、テレビのコマーシャルではないが、それがすべてだ。

それは、きれい事としての意味だけではない。いい関係のままで一生、人とかかわりあえば、それに越したことはないが、人は、自分の執着や見栄や体裁で、そして、誤解で、その関係を歪なものにも、ぎくしゃくしたものにも変える。しかし、その歪になったり、ぎくしゃくした関係も、自分を育てる糧になるものだと思う。

人は人で育てられるとは、人との関係から、いまの自分の姿を写し絵として、みつめるということだ。

人を責めるのではなく、責める気持ちを生んでいる自分のあり方を振り返ることだ。

歪になったり、ぎくしゃくした関係を、うわべの笑顔やつくり笑いでごまかさず、その関係を招いている自分のあり方を自覚することだ。

人との関係で、優劣はない。自分が劣勢だと思って無理くり、虚勢を張るより、正直に自分の弱さを曝け出す方が、他人からみたとき、人は美しく見える。

そこには、つらいことや向き合いたくない自分がいる。だが、それをしなくては、自分を変えていくことはできないし、人の輪も広がらない。自分の成長もない。


ところで、日テレの24時間。衆議院議員選挙の選挙速報の日。イモトの24時間マラソンは、どうするのだろうか?