メタボの騎士復活
いわなかったが、ダイエットに入っている。
今月の初めから、あれこれ、飲む機会が多く、先々週末から先週は、ほぼ毎日のように深酒をしていた。今週は、舎弟のSと芝居を観た帰り、ビールと緑茶割りを飲んだだけ。
この年齢になると、運動しない1週間と飲みの1週間は、せっかくコントロールしていても、あっという間に体重が増える。しかも、腹部に顕著に症状がでる。ただでさえ、メタボ系なのに、この夏場に太ってしまっては大変なことになる。と、気づかせてくれたのは、舎弟のS。
この間、行きたくもない芝居だったが、情に棹差し、Sの気持ちを思い、付き合ったとき、劇場へ向かって歩いてくるオレの姿を観て、「太りましたよね」。さらりと奴め、いいやがった。その言葉を聞き逃すはずはなく、自分でも自覚があり、これはヤバイと今週に入ってから、マジ、運動を再開している。だが、一度増えると、落とすのがこの歳では、時間がかかる。
8月からの予定が見えないのだが、提出しているコンペが通れば、半端ないから、きっと痩せられるのだが、通らなければ、東映の自主か、うちのオリジナル制作の企画に入り、かつ、書きかけの原稿を書き上げ、酒豪編集者Rをつついて、例の書籍に入りたい。となると、益々、ひきこもり系になりかねない。
なにせ、オレは、食ったものはすべて栄養にできてしまうタイプ。戦時下でも生き残れる体質。だから、ちょっと油断をするとすぐ太る。が、がっつり動くと、しばらくすると細くなる。ベティが以前、オレと久しぶりに会ったとき、「痩せましたね」といったのは、その時期。
高校時代の受験勉強を思い出してもらいたいが、脳をやたら使うと腹が減る。人間は、摂取した栄養のほとんどは脳で消費されているのだ。だから、企画書、脚本書き、小説や評論書きに追われると、太りやすい。が、現場仕事になると、体力勝負になるので、溜めた脂肪をそこで燃焼できる。結果、オレは、現場と原稿書きで、体重がえらく変る。東映のCプロデューサーが、「秀嶋さんは、会う度に姿が違う」というのは、そういうこと。
だいぶ前のブログで、カラヤンと小沢征爾の話を例に挙げたが、ボティコントロールは、現場仕事の伴うクリエーターには、意図しなければならないことだ。余剰な脂肪があると、現場の指示や発想にキレがなくなる。そのために、普段、運動を意識していなくてはならない。が、精神的にへこんだり、弱ったりすると、つい食や酒に逃げる。体型とは、その人の精神状態を表している。
間断なく、セックスをしていると結構やせる。かなり前、ノンノンかアンアンの特集で、「セックスでやせる!」と見出しが話題になったが、あれは間違っていない。ひきこもり系の奴らにデブが多いのは、セックスがないのも一つの理由。それと、セックスをするために、会話は絶対必要だから、セックスの場に持ち込むために、あれこれ、頭を巡らし、会話してエネルギーを消費するのも一役買っている。
ひきこもり系で、体型を気にせず甘んじていれられるのは、やはり、精神的に落ちているからなのだ。
だから、どこかで、自制し、コントロールするように意識しないと、どどっと流れてしまう。若いうちは、それに気づけず、運動も意識しないのだが、そんなこんなの30代をやると、30代後半から40代にかけて、「これが、オレ!?」「これが、私!?」とういう悲惨な状態になってしまう。そこからの巻き返しは、半端ない。
骨の骨格や筋肉の付き方で、痩せる痩せないは人によって違う。アスリートでない限り、普通の筋肉まで落とすとと持久力がなくなる。体重は多少しか減らなくても、脂肪が燃焼できてれいば、がっつりしていても、そこそこスタイルは保てる。要は、下腹の問題。
だが、ことのところの暴飲暴食で、メタボの騎士が復活してまった。人々の救済と幸せのために奔走するべき、メタボの騎士が、馬もいやがる体型になってしまっては、仕事ができない。
ましてや夏。かなり難しそうだが、今年の夏こそ、湘南の海で船を走らせたい。昨年は、あれやこれやで結局、1年、船に乗らなかった。
へこんだり、思い悩むことがあるとき、海はいい。女以上に、男には、海が必要なのだ。
今月の初めから、あれこれ、飲む機会が多く、先々週末から先週は、ほぼ毎日のように深酒をしていた。今週は、舎弟のSと芝居を観た帰り、ビールと緑茶割りを飲んだだけ。
この年齢になると、運動しない1週間と飲みの1週間は、せっかくコントロールしていても、あっという間に体重が増える。しかも、腹部に顕著に症状がでる。ただでさえ、メタボ系なのに、この夏場に太ってしまっては大変なことになる。と、気づかせてくれたのは、舎弟のS。
この間、行きたくもない芝居だったが、情に棹差し、Sの気持ちを思い、付き合ったとき、劇場へ向かって歩いてくるオレの姿を観て、「太りましたよね」。さらりと奴め、いいやがった。その言葉を聞き逃すはずはなく、自分でも自覚があり、これはヤバイと今週に入ってから、マジ、運動を再開している。だが、一度増えると、落とすのがこの歳では、時間がかかる。
8月からの予定が見えないのだが、提出しているコンペが通れば、半端ないから、きっと痩せられるのだが、通らなければ、東映の自主か、うちのオリジナル制作の企画に入り、かつ、書きかけの原稿を書き上げ、酒豪編集者Rをつついて、例の書籍に入りたい。となると、益々、ひきこもり系になりかねない。
なにせ、オレは、食ったものはすべて栄養にできてしまうタイプ。戦時下でも生き残れる体質。だから、ちょっと油断をするとすぐ太る。が、がっつり動くと、しばらくすると細くなる。ベティが以前、オレと久しぶりに会ったとき、「痩せましたね」といったのは、その時期。
高校時代の受験勉強を思い出してもらいたいが、脳をやたら使うと腹が減る。人間は、摂取した栄養のほとんどは脳で消費されているのだ。だから、企画書、脚本書き、小説や評論書きに追われると、太りやすい。が、現場仕事になると、体力勝負になるので、溜めた脂肪をそこで燃焼できる。結果、オレは、現場と原稿書きで、体重がえらく変る。東映のCプロデューサーが、「秀嶋さんは、会う度に姿が違う」というのは、そういうこと。
だいぶ前のブログで、カラヤンと小沢征爾の話を例に挙げたが、ボティコントロールは、現場仕事の伴うクリエーターには、意図しなければならないことだ。余剰な脂肪があると、現場の指示や発想にキレがなくなる。そのために、普段、運動を意識していなくてはならない。が、精神的にへこんだり、弱ったりすると、つい食や酒に逃げる。体型とは、その人の精神状態を表している。
間断なく、セックスをしていると結構やせる。かなり前、ノンノンかアンアンの特集で、「セックスでやせる!」と見出しが話題になったが、あれは間違っていない。ひきこもり系の奴らにデブが多いのは、セックスがないのも一つの理由。それと、セックスをするために、会話は絶対必要だから、セックスの場に持ち込むために、あれこれ、頭を巡らし、会話してエネルギーを消費するのも一役買っている。
ひきこもり系で、体型を気にせず甘んじていれられるのは、やはり、精神的に落ちているからなのだ。
だから、どこかで、自制し、コントロールするように意識しないと、どどっと流れてしまう。若いうちは、それに気づけず、運動も意識しないのだが、そんなこんなの30代をやると、30代後半から40代にかけて、「これが、オレ!?」「これが、私!?」とういう悲惨な状態になってしまう。そこからの巻き返しは、半端ない。
骨の骨格や筋肉の付き方で、痩せる痩せないは人によって違う。アスリートでない限り、普通の筋肉まで落とすとと持久力がなくなる。体重は多少しか減らなくても、脂肪が燃焼できてれいば、がっつりしていても、そこそこスタイルは保てる。要は、下腹の問題。
だが、ことのところの暴飲暴食で、メタボの騎士が復活してまった。人々の救済と幸せのために奔走するべき、メタボの騎士が、馬もいやがる体型になってしまっては、仕事ができない。
ましてや夏。かなり難しそうだが、今年の夏こそ、湘南の海で船を走らせたい。昨年は、あれやこれやで結局、1年、船に乗らなかった。
へこんだり、思い悩むことがあるとき、海はいい。女以上に、男には、海が必要なのだ。