焼鳥Yoshiで革命論!
前日3時過ぎまでコレドで 語っていたせいか 睡眠不足
昨日は珍しく一日丸まるデスクワークだったから カレーをつくって食べると どんと眠気が来て
WBCの日韓戦が終わると 爆眠 が まだ 寝たりない
若い頃と違い 酒なしでしっかり眠る時間がないと 体力が持たない
むっくり起きて 撮影まで一週間ほどになっているからと 撮影の香盤表(撮影のタイムスケジュール)
の訂正やら 台本の訂正やら 子役のプロダクションへの連絡やらで 瞬く間に夜
今日は 仕事が終わったら 体をやすめようと思っていたら Red常連のベティから電話
同じくRed常連 カリスマ美容師IとRedのオーナーYouと三人で 以前にも紹介した 外苑前のYouのオヤ
ジさんがやっている焼鳥Yoshiで飲む予定が 急遽 Youが参加できなくなり カントクの参戦を要請して
きた
ちょうど小腹もすいていたから ちょちょっと仕事を片付けて参加できると思っていたら 結局
あれこれやっているうちに 連絡をもらってから1時間ほども経ってから Yoshiに到着
一通り食べて 飲んで できあがっている状態の二人だったが
恋愛談義やベティへのいつものオレの下ネタ軽口やらとあれこれ話ながら飲んでいると
いい感じに酔ってきたオヤジさんも座り 昨今の日本の政治 社会情勢 教育問題へと話が広がる
それまで ちょい話題が薄かったオレたちだったが 世代が比較的近いオヤジさんとオレの
座談会風になり そういう話の好きなカリスマ美容師のIもベティも 聴衆になる
とりわけ オレと10歳ほどしか違わない美容師のIは 興味津々 あれこれ質問をしてくる
それにオヤジさんとオレが答えるという展開になったのだが オヤジさんとオレの意見が あまりに一致
しているものだから Iもベティも目を丸くする
センスの問題だ 学歴や生きて来た過程が重要なのではない
何をどういう視点でみつめ 何を感じているか そのセンスが同じなら 意見はすぐに一致する
最近の薬物依存やひきこもりに始まり 若い男たちが酒を飲めなくなった根性のなさを嘆き 若い奴らが
薬に依存しなくてはならない 未来への希望のないこの国のテイタラクを変えるにはどうすればいいかと
いう話に及び ヤンキー出身のIも シンナーで死んでしまった仲間の話など持ち出し この国をどうす
るべきかを真剣に語り合う
Iが オレとオヤジさんがあまりに社会の変革を言うものだから
オレたちが 何かを始めなくてはいけないじゃないですかと訊いてくる
オレがRedを拠点にシンポをやったり 試写会をやったり 本の出版記念パーティをやっているのは
そのため 社会派といわれる作品や教育映画をつくっているのも そのため
オレの仕事のすべては 社会改革 社会変革を実現するため
人々の意識を啓発し 変えていきたいからだと話すと Iは なるほどと合点がいった様子
実際 そうなのだ
オヤジさんが下町の人情や人間関係を保てるような店をやりたいというのも 古きよき日本にあった
お互い様 助け合い 思いやり 気遣い そして コツコツ仕事をしている人間が普通に生きられる社会
の復活に 小さな飲み屋として 少しでもできることをして 生涯を終えたいからだ
青山 六本木文化 とりわけ「野獣会」という いまから40年前 六本木を拠点に若くトッポイ連中が
集まり ファッションやモータースポーツなど遊び文化を牽引していた古きよき時代の話になると
これまた オヤジさんとオレの話が盛り上がる
男がかっこよく生きるというこだわりをなくしたら 女もダメになる
女が女として かっこよく生きることがなかったら 男もダメになる
かっこいい男や女がいなくなった昨今を嘆くのも よき社会をつくるための大切なひとつ
つまりは 生き方の問題
そのすべての話に 食い下がるIもたいしたもの
40代の前半から半ばは ひとつの節目だ
いままでやってきたことの成果もえているし それなりに社会的地位や立場 収入も落ち着いてくる
そんなとき ふと これでいいのか あるいは この先の年老いてからの自分の人生を考えたりする
しかし 失敗や挫折があっても 若い頃抱いていた情熱や夢や また 若いがゆえにできなかったいろ
いろなことへ向かって 挑戦し あきらめないことが 最後には必要になってくる
何かを学ぶという姿勢がなくなったら 人は守りに入るしかない ただ老いをさらすだけの人間になって
しまう
いままでやってこなかったこと 人との出会いで気づいたことがあれば それを新しい自分の生きる目標
にして 前へ突き進む
そんな気持ちが みんなに起きれば 社会は変わるのだ
これでいい もうこれで十分 組織や社会 人とほどよく折り合いをつけるから 社会はよくならない
不要な諍いや自己中の狭隘な欲求は 人を幸せにはしないが だれかのため 社会のため 世界のために
自分がいまできることから 一つでも小さなことを始める
そのチリのような 積み重ねなくして 社会も 生活も そして 世界も変わらないのだ
普段 いい加減なジョークを飛ばし 下ネタで盛り上がりながら それを忘れないことが大人
片意地はらず 疑心暗鬼にもならず 自分の未来を信じ いくつになっても 自分の 他人の可能性を信
じて前へ進もうとする 心のゆとり 隙間 それが また 人を豊かにもし 人を幸せにもする
下ネタから世界革命を!
人間の本質を支配する性や男女の愛や 家族愛などなど ありきたりな人間の本質を知らずして
何の革命ぞ!
と いつのまにか 秀嶋節が炸裂
ほどほどに切り上げようと思っていたが 時刻は12時近くになっていた
Yoshiのオヤジさんには また サービスしてもらった ありがとう オヤジさん
昨日は珍しく一日丸まるデスクワークだったから カレーをつくって食べると どんと眠気が来て
WBCの日韓戦が終わると 爆眠 が まだ 寝たりない
若い頃と違い 酒なしでしっかり眠る時間がないと 体力が持たない
むっくり起きて 撮影まで一週間ほどになっているからと 撮影の香盤表(撮影のタイムスケジュール)
の訂正やら 台本の訂正やら 子役のプロダクションへの連絡やらで 瞬く間に夜
今日は 仕事が終わったら 体をやすめようと思っていたら Red常連のベティから電話
同じくRed常連 カリスマ美容師IとRedのオーナーYouと三人で 以前にも紹介した 外苑前のYouのオヤ
ジさんがやっている焼鳥Yoshiで飲む予定が 急遽 Youが参加できなくなり カントクの参戦を要請して
きた
ちょうど小腹もすいていたから ちょちょっと仕事を片付けて参加できると思っていたら 結局
あれこれやっているうちに 連絡をもらってから1時間ほども経ってから Yoshiに到着
一通り食べて 飲んで できあがっている状態の二人だったが
恋愛談義やベティへのいつものオレの下ネタ軽口やらとあれこれ話ながら飲んでいると
いい感じに酔ってきたオヤジさんも座り 昨今の日本の政治 社会情勢 教育問題へと話が広がる
それまで ちょい話題が薄かったオレたちだったが 世代が比較的近いオヤジさんとオレの
座談会風になり そういう話の好きなカリスマ美容師のIもベティも 聴衆になる
とりわけ オレと10歳ほどしか違わない美容師のIは 興味津々 あれこれ質問をしてくる
それにオヤジさんとオレが答えるという展開になったのだが オヤジさんとオレの意見が あまりに一致
しているものだから Iもベティも目を丸くする
センスの問題だ 学歴や生きて来た過程が重要なのではない
何をどういう視点でみつめ 何を感じているか そのセンスが同じなら 意見はすぐに一致する
最近の薬物依存やひきこもりに始まり 若い男たちが酒を飲めなくなった根性のなさを嘆き 若い奴らが
薬に依存しなくてはならない 未来への希望のないこの国のテイタラクを変えるにはどうすればいいかと
いう話に及び ヤンキー出身のIも シンナーで死んでしまった仲間の話など持ち出し この国をどうす
るべきかを真剣に語り合う
Iが オレとオヤジさんがあまりに社会の変革を言うものだから
オレたちが 何かを始めなくてはいけないじゃないですかと訊いてくる
オレがRedを拠点にシンポをやったり 試写会をやったり 本の出版記念パーティをやっているのは
そのため 社会派といわれる作品や教育映画をつくっているのも そのため
オレの仕事のすべては 社会改革 社会変革を実現するため
人々の意識を啓発し 変えていきたいからだと話すと Iは なるほどと合点がいった様子
実際 そうなのだ
オヤジさんが下町の人情や人間関係を保てるような店をやりたいというのも 古きよき日本にあった
お互い様 助け合い 思いやり 気遣い そして コツコツ仕事をしている人間が普通に生きられる社会
の復活に 小さな飲み屋として 少しでもできることをして 生涯を終えたいからだ
青山 六本木文化 とりわけ「野獣会」という いまから40年前 六本木を拠点に若くトッポイ連中が
集まり ファッションやモータースポーツなど遊び文化を牽引していた古きよき時代の話になると
これまた オヤジさんとオレの話が盛り上がる
男がかっこよく生きるというこだわりをなくしたら 女もダメになる
女が女として かっこよく生きることがなかったら 男もダメになる
かっこいい男や女がいなくなった昨今を嘆くのも よき社会をつくるための大切なひとつ
つまりは 生き方の問題
そのすべての話に 食い下がるIもたいしたもの
40代の前半から半ばは ひとつの節目だ
いままでやってきたことの成果もえているし それなりに社会的地位や立場 収入も落ち着いてくる
そんなとき ふと これでいいのか あるいは この先の年老いてからの自分の人生を考えたりする
しかし 失敗や挫折があっても 若い頃抱いていた情熱や夢や また 若いがゆえにできなかったいろ
いろなことへ向かって 挑戦し あきらめないことが 最後には必要になってくる
何かを学ぶという姿勢がなくなったら 人は守りに入るしかない ただ老いをさらすだけの人間になって
しまう
いままでやってこなかったこと 人との出会いで気づいたことがあれば それを新しい自分の生きる目標
にして 前へ突き進む
そんな気持ちが みんなに起きれば 社会は変わるのだ
これでいい もうこれで十分 組織や社会 人とほどよく折り合いをつけるから 社会はよくならない
不要な諍いや自己中の狭隘な欲求は 人を幸せにはしないが だれかのため 社会のため 世界のために
自分がいまできることから 一つでも小さなことを始める
そのチリのような 積み重ねなくして 社会も 生活も そして 世界も変わらないのだ
普段 いい加減なジョークを飛ばし 下ネタで盛り上がりながら それを忘れないことが大人
片意地はらず 疑心暗鬼にもならず 自分の未来を信じ いくつになっても 自分の 他人の可能性を信
じて前へ進もうとする 心のゆとり 隙間 それが また 人を豊かにもし 人を幸せにもする
下ネタから世界革命を!
人間の本質を支配する性や男女の愛や 家族愛などなど ありきたりな人間の本質を知らずして
何の革命ぞ!
と いつのまにか 秀嶋節が炸裂
ほどほどに切り上げようと思っていたが 時刻は12時近くになっていた
Yoshiのオヤジさんには また サービスしてもらった ありがとう オヤジさん