女心 男心の甲子園
来月発売開始の教育作品『ネットの暴力を許さない』の編集が終わった
月内に 音声の処理作業をやり
商品パッケージにすれば 後の販売活動は いつもお世話になっている 東映の方で
進めてくれる いまでは定例となった 春の自主制作作品だ
そんなこんなの 音の打ち合わせの 段取りが見えてきたところで
酒豪編集者Rの宿題にとりかかる 次ぎに出したい本の企画書の修正作業だ
今回は オレもそうだけど Rも気合が入っている と思う
いま出さなくてはいけない本だと思うし みんなが求めている本だと思う
それに オレがこれまで 映画 舞台 イベント シンポなどなど
いろいろと世の中に 提言してきたことの ひとつのまとめになると思っているから
それとは別に 編集プロダクションから ある冊子の短い原稿も頼まれている 〆切りが20日
その前に Rとこの間打ち合わせた内容にそって 企画書を完璧に挙げておきたい
あれこれ 気に掛かること 心配ごともあるのだが とりあえず 目の前の日常と真摯に
向き合うことが 何よりも大切
その地道で コツコツとした日々の積み重ねの中にしか 問題解決の糸口は 見えてこない
日々を いまという時間を おろそかにしない心が 明日の地平を きっと切り拓く
いまをきちんと生きなければ 明日への成長はない
明日への成長がなければ 自分が望む未来も 手に入れることはできない
夢の実現は 悩むことで成長する いまという時間の中にしか ないのだ
そう信じているオレは 夕方他の仕事が一段落してから 企画書に向かう
そうこうして 午後10時も近い頃 RedのYouから メールでなく電話 珍しい
Redで たまにライブやってるバンドのコンサートに顔を出し
そこで知り合った女性グループの一人が 店に来ている という
赤ジャンが似合う DIESEL風なので 赤ジャン好きな オレと話が合うだろうと
声をかけてきた
そういえば 青学卒の女性グループと知り合い その知り合いの一人が
偶然だが バイト先で イモトことYと一緒に働いていた という話を聞いていた
それで なおのこと 意気投合したらしい
じゃ 気分転換に 冷やかしにいってみるか
1時間ほどで 帰るつもりで Redへ と いつもの なまけ心が出た
女性&DIESELと聞いて 心が動く これも あやしいイタリア男の気質からだ
どこかで Rの「ちっ!」という小さい声が 聞こえたような気がした…
決算明け 上司へのレポート提出で しばらく顔の出せなかった
ブラジリアンのヒロが お相手中
カリスマ美容師のIが 一見 NPOにいそうな雰囲気の 美容師の後輩を連れてくる
当初は Iやその後輩と NPO風をネタに 戯言をいっていた
その間 ヒロがいい感じで 彼女の相手をつとめていたのだが
彼女は 物凄く幼く見えるし 舌たらずのアニメ声
大人の女風が好きなオレは 生意気にも ここは オレの出番ではないだろうと
ヒロに任せようと決め込んでいた
ここで が しかしだ(オレの口癖 が しかし を引用する人は この展開が大事 メモること)
なんとない感じで 話を始めると このEIちゃんが なかなか いい
オレの話を聞きながら 途中で返す 奴のたとえが 説得力がある おもしろい
なるほど Youがオレに電話をしてまで 会わせたいと思ったことに 合点がいく
EIは きっと いいRedの常連になる そう思ったYouは 本格的常連ワールド
つまり 常連三銃士イガ ハマ オレの ワールドを早く EIに見せたかったのだ
ノリがよければ それでいいのではない
また やたら生真面目だけでも 息がつまる
下ネタから革命を というのが基本
エスプリが利いていない 利かない奴は おもしろくない
会話を楽しむ その大人感が欲しい 知的センスが欲しい
きちっと自分の生き方 社会をみつめる眼も欲しい
もちろん これは この数年でRedの雰囲気が 一部の常連で自然にそうなって
結果 オレが勝手につくっているルールだが
EIのキャラが読めたところで 下ネタも爆裂 だが 思ったとおり たじろがず ついてくる
そして オレがよく年輩の女性とかにいわれることに EIは気づいた!
秀嶋さんは歩く ○○みたい
要は 男男しているといこと 物書きのMちゃんのいう 妖怪だ
そんな話をしていたら おもしろい たとえを奴がいう
恋の悩みや 気弱な男への女性攻略指南には 本にもしたいくらいのマニュアルと
マニュアルにできるくらい 感情の襞 女性心理 男性心理が読めるのに
自分のこととなると まるっきり 鈍感だし 女心がわかってない オレ
この間も Rに教育的指導を受けたことだ
その話をしていたら
甲子園なんですね という
甲子園? だが よく聞いていると これがなるほどなのだ
一生懸命 恋をする 甲子園球児が 額に汗し 勝利を目指して努力するように
真摯に ピュアに ひたむきに が そこには 甲子園のように 立ち去らなければ
いけないものが生まれる
しかし 別れを選択しても 後悔はない なぜなら 全力で いまある自分の力を出して
懸命に恋したのだから
でも 甲子園は 去っていくものに ちゃんと 甲子園の土をくれる
一生の宝になる かけがえのない お金では買えない大切なもの
どんなに鈍感で 女心がわからなくても
秀嶋さんは 女性たちに 甲子園の土をあげているんですよ
だから 別れた奥さんたちとも いまでも 仲良しでいられるんですよ
これには 参った
かなり オレに都合のいい解釈だというのは重々承知
その言葉に 甘えてはいけないのは わかるけど たとえがうまい
別に 甲子園の土をくれるのは 男だけではない いい女もそうだから
古い唄だが 直木賞作家 野坂昭如の唄に こんな唄がある
男と女の間には 深くて暗い 河がある
どうぜ どどかぬ岸なれど それを目指して 今日も漕ぐ
ロー&ロー ロー&ロー 振り返るな ロー ロー
だれでも いい加減な恋でいいとは 思っていない
そして できれば ピュアな心で 恋した相手とつながりたい
気の多い 遊び心の付き合いでなければ 女も男も そうなる
が しかし その気持ちは一緒でも 女の心と 男の心が 重なり合い
重なり合い続けるのは 容易ではない
それは それぞれが自分の人生を 生きているから
成長もすれば 変化もする 日々の困難や試練の中で いろいろなことを思う
そのすべてが 愛し合っているからといって 理解し合えるわけでもない
また 相手が望む恋と 自分が望む恋のあり方のズレを 感じることだってある
結局 重なることができず つながり合い方のズレを意識すれば
その恋を終わるしかない
だから 後悔しない恋をすることが 大事なのだ
甲子園球児のように 汗まみれになって 重なる努力をすることが大事なのだ
もちろん 努力の仕方には いろいろあるが…
確かさがないと 人は 自分の恋が報われないのではないかと 不安になる
セックスがそれだと 思い込む
しかし いつも いうように セックスがなくても 人を深く恋することは
できる 手を握るだけで 伝えられる思いはある
それが鈍感だとしても
それに ひたむきな恋だって あっていい
泣きながら 土を袋につめる 甲子園球児のように
月内に 音声の処理作業をやり
商品パッケージにすれば 後の販売活動は いつもお世話になっている 東映の方で
進めてくれる いまでは定例となった 春の自主制作作品だ
そんなこんなの 音の打ち合わせの 段取りが見えてきたところで
酒豪編集者Rの宿題にとりかかる 次ぎに出したい本の企画書の修正作業だ
今回は オレもそうだけど Rも気合が入っている と思う
いま出さなくてはいけない本だと思うし みんなが求めている本だと思う
それに オレがこれまで 映画 舞台 イベント シンポなどなど
いろいろと世の中に 提言してきたことの ひとつのまとめになると思っているから
それとは別に 編集プロダクションから ある冊子の短い原稿も頼まれている 〆切りが20日
その前に Rとこの間打ち合わせた内容にそって 企画書を完璧に挙げておきたい
あれこれ 気に掛かること 心配ごともあるのだが とりあえず 目の前の日常と真摯に
向き合うことが 何よりも大切
その地道で コツコツとした日々の積み重ねの中にしか 問題解決の糸口は 見えてこない
日々を いまという時間を おろそかにしない心が 明日の地平を きっと切り拓く
いまをきちんと生きなければ 明日への成長はない
明日への成長がなければ 自分が望む未来も 手に入れることはできない
夢の実現は 悩むことで成長する いまという時間の中にしか ないのだ
そう信じているオレは 夕方他の仕事が一段落してから 企画書に向かう
そうこうして 午後10時も近い頃 RedのYouから メールでなく電話 珍しい
Redで たまにライブやってるバンドのコンサートに顔を出し
そこで知り合った女性グループの一人が 店に来ている という
赤ジャンが似合う DIESEL風なので 赤ジャン好きな オレと話が合うだろうと
声をかけてきた
そういえば 青学卒の女性グループと知り合い その知り合いの一人が
偶然だが バイト先で イモトことYと一緒に働いていた という話を聞いていた
それで なおのこと 意気投合したらしい
じゃ 気分転換に 冷やかしにいってみるか
1時間ほどで 帰るつもりで Redへ と いつもの なまけ心が出た
女性&DIESELと聞いて 心が動く これも あやしいイタリア男の気質からだ
どこかで Rの「ちっ!」という小さい声が 聞こえたような気がした…
決算明け 上司へのレポート提出で しばらく顔の出せなかった
ブラジリアンのヒロが お相手中
カリスマ美容師のIが 一見 NPOにいそうな雰囲気の 美容師の後輩を連れてくる
当初は Iやその後輩と NPO風をネタに 戯言をいっていた
その間 ヒロがいい感じで 彼女の相手をつとめていたのだが
彼女は 物凄く幼く見えるし 舌たらずのアニメ声
大人の女風が好きなオレは 生意気にも ここは オレの出番ではないだろうと
ヒロに任せようと決め込んでいた
ここで が しかしだ(オレの口癖 が しかし を引用する人は この展開が大事 メモること)
なんとない感じで 話を始めると このEIちゃんが なかなか いい
オレの話を聞きながら 途中で返す 奴のたとえが 説得力がある おもしろい
なるほど Youがオレに電話をしてまで 会わせたいと思ったことに 合点がいく
EIは きっと いいRedの常連になる そう思ったYouは 本格的常連ワールド
つまり 常連三銃士イガ ハマ オレの ワールドを早く EIに見せたかったのだ
ノリがよければ それでいいのではない
また やたら生真面目だけでも 息がつまる
下ネタから革命を というのが基本
エスプリが利いていない 利かない奴は おもしろくない
会話を楽しむ その大人感が欲しい 知的センスが欲しい
きちっと自分の生き方 社会をみつめる眼も欲しい
もちろん これは この数年でRedの雰囲気が 一部の常連で自然にそうなって
結果 オレが勝手につくっているルールだが
EIのキャラが読めたところで 下ネタも爆裂 だが 思ったとおり たじろがず ついてくる
そして オレがよく年輩の女性とかにいわれることに EIは気づいた!
秀嶋さんは歩く ○○みたい
要は 男男しているといこと 物書きのMちゃんのいう 妖怪だ
そんな話をしていたら おもしろい たとえを奴がいう
恋の悩みや 気弱な男への女性攻略指南には 本にもしたいくらいのマニュアルと
マニュアルにできるくらい 感情の襞 女性心理 男性心理が読めるのに
自分のこととなると まるっきり 鈍感だし 女心がわかってない オレ
この間も Rに教育的指導を受けたことだ
その話をしていたら
甲子園なんですね という
甲子園? だが よく聞いていると これがなるほどなのだ
一生懸命 恋をする 甲子園球児が 額に汗し 勝利を目指して努力するように
真摯に ピュアに ひたむきに が そこには 甲子園のように 立ち去らなければ
いけないものが生まれる
しかし 別れを選択しても 後悔はない なぜなら 全力で いまある自分の力を出して
懸命に恋したのだから
でも 甲子園は 去っていくものに ちゃんと 甲子園の土をくれる
一生の宝になる かけがえのない お金では買えない大切なもの
どんなに鈍感で 女心がわからなくても
秀嶋さんは 女性たちに 甲子園の土をあげているんですよ
だから 別れた奥さんたちとも いまでも 仲良しでいられるんですよ
これには 参った
かなり オレに都合のいい解釈だというのは重々承知
その言葉に 甘えてはいけないのは わかるけど たとえがうまい
別に 甲子園の土をくれるのは 男だけではない いい女もそうだから
古い唄だが 直木賞作家 野坂昭如の唄に こんな唄がある
男と女の間には 深くて暗い 河がある
どうぜ どどかぬ岸なれど それを目指して 今日も漕ぐ
ロー&ロー ロー&ロー 振り返るな ロー ロー
だれでも いい加減な恋でいいとは 思っていない
そして できれば ピュアな心で 恋した相手とつながりたい
気の多い 遊び心の付き合いでなければ 女も男も そうなる
が しかし その気持ちは一緒でも 女の心と 男の心が 重なり合い
重なり合い続けるのは 容易ではない
それは それぞれが自分の人生を 生きているから
成長もすれば 変化もする 日々の困難や試練の中で いろいろなことを思う
そのすべてが 愛し合っているからといって 理解し合えるわけでもない
また 相手が望む恋と 自分が望む恋のあり方のズレを 感じることだってある
結局 重なることができず つながり合い方のズレを意識すれば
その恋を終わるしかない
だから 後悔しない恋をすることが 大事なのだ
甲子園球児のように 汗まみれになって 重なる努力をすることが大事なのだ
もちろん 努力の仕方には いろいろあるが…
確かさがないと 人は 自分の恋が報われないのではないかと 不安になる
セックスがそれだと 思い込む
しかし いつも いうように セックスがなくても 人を深く恋することは
できる 手を握るだけで 伝えられる思いはある
それが鈍感だとしても
それに ひたむきな恋だって あっていい
泣きながら 土を袋につめる 甲子園球児のように