中学生のとき、図書室の虫だった。虫とはいっても、自然科学の書棚には目もくれず、ひたすら、人文の棚ばかりをあさっていた。その棚にあった本はすべて読みつくした。 それは、読書のおもしろさがあったからだけではない。あの図書室のシンとした、本のにお…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。