秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

久々のR

オーディション結果の連絡とスタッフ会議用の資料作成をやる。
 
夜、しょうがのエキスの入った健康飲料をみあげに、酒豪編集者Rが来訪。久々。
 
最近、すっかり歳をった、ハンナのばばあがオレに渡したいものがあるといっていのが気になっていた。で、Rと顔を出すと、知人友人からもらった、バッグだの、アクセサリーなどをくれる。
 
ボランティア仲間の新年会で、ばばあからもらったバッグ類をビンゴゲームの商品にして、大うけだったのを覚えていて、また、そうした集まりの景品にしてくれという。
 
店に女性を連れてくるといつも、こぶくろやアクセサリー、手縫いのバックなどをくれるのだが、久々のRにも、好きなものを選んだもっていってと差し出す。
 
ばばあのささやかだが、心のこもったボランティアだ。
 
一週間ほど前、二日酔いの朝、階段で顔から転んで、ずいぶん顔が腫れていたいというR。確かに、唇や頬のあたりに、まだ腫れや傷が残っている。大事に至らなくてよかったものの、倒れ方や当たりところが悪かったら、大変なことになっていたろう。
 
怪我のせいで、酒も飲んでいなかったらしいのだが、病院にもいってないという奴に大丈夫かと心配する。だが、オレの言葉を聞かず、ちょっと飲んで様子を見るといいながら、次第にいつものペースになっている。そのうち、心配することも忘れるくらい、グイグイやる。怪我は心配だが、やはり、Rには、酒がよく似合う。
 
T大学秘書のTさんと入れ違いで、オレたちはコレドへ。さっきまでコレドにいたという彼女に待ち合わせの相手と合流したら、戻ってくるようにいう。
 
ポルトガル風になって、初。よく考えれば、今年のコレド周年パーティのときに同伴して以来だから、半年以上来てなかったことになる。オレおすすめのアラビア―タを、やはり、うまいとがっつく食べていた。
 
それにしても、医者にもいかず、腫れた顔で仕事を続け、傷の残る口で、酒を飲む。Rは不死身の女か…。
 
最常連のUちゃんと馴染みになったKさん、Kさんが同伴した有名日本酒の酒造メーカーの営業担当の方、オレは初面識のライター志望のKさんらと店を出る。
 
なにやら予定があるらしいオーナーのMさん、Mちゃん夫婦。珍しく、閉店を急いでいた。たぶん、Mさんの誕生日だったからではないか…などと思いつつ、それぞれの帰路につく。
 
別れ際、「本を早く書いてください…」のRの言葉。オレのような男の孤独をいやすには、一番いい言葉かも。確かに、そう時間のないオレは、飲んだくれてばかりはいられない。
 
といいながら、また深く酔った夜。
 
Mさんの誕生祝いは、うまい酒のあてあたりか…などと考えている途中で、眠り込む。